『出口織ネームが行った試験など。』Artisan社様考案。世界唯一の組織を持つ滑走面。速さと接地感の両立。布製の最高峰マウスパッド。
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出口織ネームが行った試験など。

患者:『右肩が痛くて、腕が上がらないんです・・・』

ドクター:『腱鞘炎です』


患者:『腰も痛いんですけど・・・』

・・・

ドクター:『腰をねじってません?』


生地試験を担当したスタッフ、がんばりました。

マウスを滑らせるときは中腰の姿勢。
マウスを力いっぱい左から右へ振りぬくときは腰を入れてますから、腰もひねってますね。

この試験はハイテクのゲームに対して、とてもアナログな試験なんですが、生地開発の初期には糸の種類や織り方を変えるとマウスパッドとしてはどう変化するかを把握し、生地開発の大まかな方向性を見つけるにはとても良い試験でした。

動き出しが軽い生地


生地を固定した板を水平から傾けて上げていき、500円玉やマウスが滑り出した時の高さを計測します。
この試験では<速い初速>に向いた生地の織り方や糸を模索していました。

板の傾きは平均値で考えるため、1種類の生地で何度も試験を繰り返しましたが、その日の湿度などでも数値に変化が出ることを体験でき、使用する糸の素材の選択や改良も重要であることを確認出来ました。

もちろん織り方による変化は大きく、何度かおこなった試験結果から予想した織り方で生地を作り、試験をしてみると結果がさらに悪くなったりすることも多く、試行錯誤の連続でした。

ある程度滑り出し速度が目標に近づくと、この試験方法では差が小さくて判別しにくくなりましたが、開発初期には生地の方向性を見つけるのにとても役立った試験でした。


トラッキング不良が発生しない生地


トラッキング不良の原因はマウスの読み取りミスであることは分かっています。日常や仕事でマウスを使っている時にトラッキング不良が発生してもそれほど大きな問題にはなりませんが、FPSゲーム中は大問題です。特にプロゲーマーにとっては生活がかかってますからね

このトラッキング不良の発生をマウスパッドで抑えることが出来れば、ユーザーにとっては勝負に強くなるのではと思い、こちらの性能も生地に織り込みたいと考えておりました。

この試験もとても原始的ですが、お絵かきソフトを使い、左から右へ線を引くという操作を高速でおこなうとトラッキング不良の発生が確認出来ます。マウスの速度設定は最も遅い方にすると確認しやすくなります。

”トラッキング不良の再現とは”のページで説明したように、『Z』のような線が描かれているときは、マウスが誤認識してる時です。マウスは毎回、左から右へ動かしていますので、本来であれば『真っ直ぐな』線が引かれるはずです。

この試験は発生するトラッキング不良の数が少なくなるにつれて、試験担当者の負担は大きくなりました。
生地が改良されて発生数が減ると、「本当に発生しないのか?」と疑問に感じ、トラッキング不良が出るまで何度もマウスを振るようになりました。多い時は1枚の生地で1,000回近くマウスを振っていました。

この試験は織り方で大きく変化することが分かり、生地の変化(進化)がとてもよく分かる試験でしたし、結果的にトラッキング不良の発生を劇的に低く抑えることが出来た,とても有益な試験でした。


Artisan様が出口織ネームに来社された日。
初の業界で何も知らない出口織ネーム。
FPSプロゲーマーとは?
FPSに必要なマウス操作は?
トラッキング不良の再現とは。
出口織ネームが行った試験など。
e-Sports(eスポーツ)とは?
だからやっぱりマウスパッドはArtisan社。
FPS専用マウスパッド「疾風」TOPページ
出口織ネームでは、ブランドラベル(織ネーム)はもちろん、織ネームで培ったジャガード織技術を活用して、お守り・ミサンガ・スマホクリーナーなどの記念品や販促グッズにも最適な“Made in Japan”の品を製造販売しております。お客さまのアイデアを織物で実現するお手伝いをさせていただきます。
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